平成29年7月10日
高島市農林水産部農業政策課長
中島 勲 様
ミツバチまもり隊
代表 小織 健央
「高島市の農業政策についての要望書」に対する回答についての公開質問状
当会の平成29年6月5日付け要望書に対し、同月19日付けで回答いただき、誠にありがとうございました。なお、ご回答内容に関し、さらに説明いただきたい点があり、重ねて下記のとおり質問いたします。
記
【その一】
本年度の市防災行政無線による広報の放送内容と放送期間、回数について、具体的に詳しく教えてください。
【その二】
平成28年度の放送は当初、下記内容でした。(2016年7月21日)
市内では、7月中旬から8月中旬まで水稲の病害虫防除が行われます。
■個人防除をされる農家の方は、風向きなど周辺に十分注意してください。
■市民の皆さんには、早朝からの作業となり騒音などでご迷惑をおかけしますが、ご理解ご協力をお願いします。
■防除日程など詳しくは各農協にお問い合わせください。
その後、「病害虫防除は良質米の生産に必要不可欠である。」との文言が加えられたのは、どのような理由からでしょうか?
すでに先の要望書において申しましたように、ネオニコチノイド系農薬が人や生態系に及ぼすリスクは広く認知されるようになり、農水省も規制を含めた取り組みを表明しています。病害虫防除は必要不可欠という市の方針は、このような認識が欠如したもので、安全面への注意喚起が不十分であると当会は考えますが、いかがでしょうか?
本年度の放送も、すでに始まっているようですが、市のホームページに掲載されている防災行政無線情報は、実際の放送内容と異なっており、「病害虫防除は良質米の生産に必要不可欠である。」との文言が記載されていません。これはなぜでしょうか?
また、高島市農林水産部農業政策課が考える「良質米」とはどのようなものでしょうか?その基準値などがあれば、教えてください。
【その三】
粒剤農薬への使用転換を図る農家への市の支援策について、具体的な内容と広報周知の方法について教えてください。
【その四】
「市内でのソーシャルファームの展開に向けての支援の在り方など、調査研究」について、具体的内容を教えてください。(いつまでに、どこで、誰が、何を、どのようにするのか)
【その五】
市の定める「減農薬」の定義について、そして「耕畜連携土づくり事業」について、詳しく教えてください。
以上よろしくお願いいたします。
回答期限 平成29年7月末日
回答の様式 文書による
回答送付先 ミツバチまもり隊 小織 健央