マキノの庭のミツバチ日記(40)

連日氷点下の低温に耐えて

最低気温が−(マイナス)9°Cあたりまで下がった。ご近所では、水道管が凍結し風呂が使えなかったとか管の破裂で慌てたとの声も聞く。我が家では、夜の内も水道栓からチョロチョロと出しておいたので、また庭の水道栓には厚いカバーで 覆っておいたので、持ちこたえてくれた。これ程低い気温はめったにないので庭の巣箱のミツバチは大丈夫かと気がかりだった。米国シーリー博士の本では、セイヨウミツバチは外気温-30°Cであっても巣の中を適温に保っているという。そのためには備蓄の蜂蜜を1週間で1kg ほど消費し熱に変えているとのこと。

今日は珍しく丸一日晴天の日。昼には 8°Cくらいまで気温が上昇した。そこで、午後 1 時には待っていたかのように巣門付近が騒がしくなり、巣箱周辺を働きバチ20 頭ほどが飛びまわっていた。辺り一面はまだ雪の積もった白い世界だが、それでも近くの木々の間を飛びまわって探索している猛女がいる。

庭にあるビワの木は寒さに弱い。重い雪をかぶり、時に激しい風雪にさらされてすり切れたような葉の間に、点々と花のつぼみが見られ、わずかに花弁が開いた ものもある。その樹冠に飛び回る影が時々見えた。ブーンという羽音はすれども姿をなかなか確認できない。ミツバチの羽音なら独特の高い音(周波数)のはず。 そこで、録音してエクセルの解析ツール(FFT)にかけて調べることを思いついた。だがその内、ビワの葉と葉の間の小さな青空のパッチ(隙間)に、花に頭を突っ込んでいる姿がわずかに見てとれた(写真、中央の白い矢印の先)。腹部の縞模様はまさにニホンミツバチのもの。横向きになった時にやっと全身が見えたが、 シャープな写真を撮るのには失敗。でも、まだ寒いなか早速に花蜜探索にかかる 仕事熱心さには感心した。多くの花が咲くまでにまだ日にちがかかりそうだが、下見に来たのだろうか。

冬の厳しい時期、籠城中のミツバチ・アマゾネスたちには気が立っているものもいるので油断は禁物。先週のこと、ミツバチの巣箱をかまっていて、出てきた働 きバチに左の掌を刺されてしまった。とりあえずゴムバンドで左腕を縛った。皮 膚に残った毒針を指先でつまみ取るのはよくない。極細のピンセットを用いて毒針を根本から丁寧に取り去った。私は 2 年ほど前にも刺されているのでアナフィラキシーショックがないとは限らない。かねて用意の注射器で傷口を吸引して水洗いし、クスリを塗った。幸いにも腫れも目立つほどにならず、大事に至らなか った。(タイサク)

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